処方薬が余ったらどうするのか
2023/10/15
病院で処方された薬が残った場合、どうすればよいのかご存じない方も多いと思います。
また、家庭で処分する際はどのように処分すれば良いのでしょうか。
そこで今回は、処方薬が余った時にはどうするのかについて解説します。
処方薬が余った時はどうするのか
処方薬が余ったら、薬を処方した薬局に持っていき余った理由を伝えましょう。
薬剤師は薬の種類や状態・残数を確認して処方医に共有し、次回の処方に活かします。
処方薬を処分する際の注意点
正しい捨て方
錠剤が入ったままで捨てる際は、燃えるゴミとして処分してください。
シロップ剤や目薬などは、時間の経過とともに雑菌が混入してしまうことがあるため、使用期限が過ぎたら速やかに廃棄しましょう。
また自己注射に使用した注射器は、処方を受けた調剤薬局か医療機関に持参して処分すると安心です。
お住まいの自治体により処分方法が異なるため、地域の分別収集に合わせて処分すると良いです。
余った薬を他人に渡さない
処方薬の譲渡は、薬機法や医師法に抵触するため決して行ってはいけません。
医師からの処方箋は、処方を受けた方の年齢や体重・症状などに合わせて調剤されています。
そのため処方された本人以外の方が使用すると、副作用やアレルギーによる健康被害が起きるリスクがあるので注意しましょう。
まとめ
処方薬が余ったら、まず処方された薬局の薬剤師に相談しましょう。
処方薬を捨てる際はお住まいの地域の分別収集に合わせて処分し、注射薬は医療機関に持参して処分してください。
また余った処方薬は決して他人に渡さず、責任を持って処分しましょう。
『有限会社石井薬局』では、西東京市を中心に4店舗の薬局を運営しております。
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